時期によって需要がかなり変動しそうなアニメの感想、そういう意味ではもう遅いかもと。まあしかし、あの惨状の中で書けるほど、私は脳の切り替えがうまくできないわけで。

ということで前期+今期のを。



【前期:9月末〜10月頭まで】

狂乱家族日記
全体としては面白かったのですよ。ストーリーなどについては以前書きました通りで、声優陣もレギュラーからゲストまでどれも豪華、何よりライトノベルを読むきっかけとなったのがよかったなと。

ただ、マダラの話(16話)辺りからいささか飛ばしすぎに感じました。私は同時期に原作を読んでいたので何てことはありませんでしたが、一冊を一話に詰め込んでいる回もあったりで、新キャラも次々増加。最後は来るべき災厄編の改良版で占めましたが、置き去りな感じの人も多そうという印象でした。

まああれだけキャラがいると一人一人スポット当てるのも難しいとは思いますが・・・それにしてもOASISの扱いなどは原作と比べてもかなり軽い扱いだったように思います。というのも、本来であれば凶華様の本体であるSYGNASSことナス子さんが色々絡んでくるはずなのに全く出てこなかったので、最後の話が薄くなってしまったのかなと。(※原作だと死神との遊園地話でちらっと伏線張ってたりします)

放送時期の関係で仕方ないとは言っても、話のつながりがない番外編を消化するのなら(サンタの話・温泉の話など)、本編だけ力入れてやって欲しかったですけどね〜。4クール(50話)くらいあれば、番外編を含めても色々できたような気がしますが、その辺は事情があるのでしょう。

とまあ不満をこぼしつつも、楽しめた作品でした。原作は閻禍伝説編が進んでおります、先が読めないのでこれからも楽しみです。

こういうわけ分からないのは大好きです



マクロスF
なんか途中で見なくなってそのまんまという感じです。割と話題作で各ブログや会社の人の評価も高めだったんですが・・・何か分からんです。



コードギアス 反逆のルルーシュR2
最後まで非常に楽しめました。後半少し失速したかなとも思いましたが、最後は綺麗に締められたかなと。第1話のギアス能力を持った時のそのセリフがそのまま最期のセリフになるのはなかなか熱いですね。ネタ的にも割と汎用性の高いセリフですし(笑)

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」



ひだまりスケッチ×365
「わっしょいわしょしょい!」と言っておけばいいんじゃないでしょうか。繰り返し見るには最高の作品です。ぱにぽにの2期や絶望先生3期もいいですが、これの3期も是非見たいです。というかこれがないとアニメでは新谷さんをほとんど見かけないんですが(笑)

そういえば、お風呂シーン多いな〜と思ってたら全話にあってびっくりです、気になって前作も確認したところ、OVA含め、ゆのが風邪ひいた5話以外全部お風呂シーンがありました。

見比べると、1期と2期は随分絵が変わったなと。というより、まじまじと見ると1期は全般的に手抜き間が・・・(笑)







【今期:10月頭〜】

今期は周りでも言われてますように、良作が多めに思います。動機がどうであれ、「次を見たい」と思わせる作品は生き残れるのかなあなんて思います。



とらドラ!(〜04話)
今まで、あまり釘宮さんのキャラにお気に入りはいなかったのですが(りぜるは結構好きでしたけど)、逢坂大河はなかなかキました(笑)

ほぼ同棲しているような展開はアレとしても、最近よく見られる「幼馴染で○○」「許婚で○○」「実は好き同士だけど○○」「朝ぶつかった相手がいて、そいつが転校生で同じクラスで隣の席にやってきて○○」といったような話ではなく、互いに好きな相手をどうにかするため一緒に相談という、アニメというよりは月9のドラマで見られそうな展開にちょっと期待しております。

それと、堀江さん演じるまなびのネジを更に1本飛ばしたような櫛枝さん、まるで死の線が見えそうな北村くんというサブキャラもいい味出しております。まあ色々言っても、主人公を犬と罵る釘宮さんが、生活するうちに主人公に惹かれていくってのが普通の流れっぽいですけど。

1話のこのシーンで視聴継続決定でした(笑)



あかね色に染まる坂(〜03話)
とらドラ!」と同じく釘宮さんがヒロイン。正統派とか言うのもアレですが、毎度よくあるギャルゲーなお話かなと。属性としては、許婚・同棲・お嬢様・教室で再会・古い意味でのツンデレといったところでしょうか。

石田彰さんとか小山力也さんとか妙に声優に力が入っている部分もありますが、あまり活かしきれてない気がします。

このシーンだけ見てBL系だと思ったのはここだけのお話。



屍姫 赫(〜02話)
本編は、死んだ人が蘇ってドタバタというゾンビもの、ガイナックスということもあって動きなどは素晴らしいのですが、主人公&ヒロインの声優がかなりアレだなと・・・サブキャラに藤原啓治堀江由衣がいるせいか、余計に目立ちます・・・主人公はジブリ映画にチラッと出てくる芸人のような感じでまだ何とかいけそうなのですが、ヒロインの方は・・・うーむという感じです。

見ていけば慣れていくものでしょうか・・・

戦闘シーンは流石です。



夜桜四重奏(〜04話)
妖怪もので、主人公だけにしかない特殊能力があって、周りは女の子ばっかりで、戦闘して物事を解決と、「あまえないでよっ!!」は言いすぎとしても、まるで「レンタルマギカ」のようです。4話まで見て結構面白いかな〜という感じなんですが、「かな〜」と表現したように、ややパンチ力に欠けているように思います。

ただ、幼馴染の友人が敵に体を乗っ取られて出てくるってのは結構面白いですし、続きは気になります。苗字など見る限り、体の主も乗っ取ってる敵も主人公達の身内っぽいので、その辺もよさげです。

あれだけ毛嫌いしていた秋名にもう懐いている鈴ちゃんはどうなのかと(笑)



CLANNAD 〜AFTER STORY(〜04話)
安定勢力ですね〜。友人が「はまるのが分かってるから見たくない」という意味不明なことを言っていた程です。本編は前回で終わってしまっているので、どうするのかと思っていましたが、岡崎くんと渚が付き合っているという状態から話を進めてくというそのまんまの路線できました。(まあタイトルからしてそうなのですが)

全く関係のない野球ルートから、春原くんルートを攻略。キャラが確立されているのでアンソロジー的な見方でも十分楽しめます。正直、春原くんの話にはあまり共感できませんでしたけど・・・。

田村ゆかりの「お兄ちゃん♪」には、センチメンタリズムな岡崎くんでなくても、謝るしかないですね(笑)



天体戦士サンレッド(〜04話)
アニメ化には正直びっくりしましたが、地元ではかなり人気の作品です。というより、くぼたまこと先生の作品はぷりん帝国から好きです。ぷりん帝国第1話の「盲腸を甘く見るな!」には結構笑わせてもらった記憶があります。

ぷりん帝国とおなじく、怪人たちがすごい細かいあるある話をするというストーリー。アニメ化しても、女の子が出てこないらき☆すたみたいな感じになるのかなあと思ってました。

・・・ほぼその通りで、案の定妙な空気のアニメとなってました。一部主要キャラの声を芸人さんがアてるという事で、かなり不安がありましたが、見てみると特に違和感はありませんでした。むしろヴァンプ様の声である山田ルイ53世さんはちゃんと声を作っていてうまい部類だなと(笑)

意外にダークホースです。






あと以下10本ほど見てますが、続きはまた。


ヒャッコ
鉄のラインバレル
かんなぎ
とある魔術の禁書目録
ケメコデラックス!
機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン
今日の5の2
ef - a tale of melodies.
CHAOS;HEAD
喰霊 -零-

とりあえず、ガンダムを除けば「かんなぎ」が2馬身位抜け出していると見ています。そして「CHAOS;HEAD」はただのギャルゲー系ではなさそうです。