それは昼頃の事、どういう理由なのかはよく分かりませんが家にいた妹は起きてきてこんな事を言ってきました。







妹「あー風邪ひいたよ・・・声が変じゃない?」

私「・・・そうか?あー、でも枯れてると言えば枯れてるかな・・・・喉は痛いの?」

妹「いや・・・あまり痛くない、でもだるい・・・」

私「普通に風邪だろ、栄養ドリンクでも飲んで寝てたらいいんじゃないか」

妹「・・・そうするかな・・・」

私「そんな事より朝ごはんはどうするんだ?」



冷蔵庫の中に色々あったのでそれを食べる事に



私「なんかスゴイ勢いで食べてないか?」

妹「腹は減ってるの」

私「まあ体調悪くても結構食べられる時はあるけどね」

妹「まあそういう事よ」

私「そういえばダイエットはどうしたんだ?」

妹「してるよしてる、昨日したし

私「持続しろよ・・・」

妹「いや、これでも効果出てるんだって」

私「それは嘘だろう」

妹「・・・・・・トーストに目玉焼きのせるとラピュタっぽいよね」

私「それは確かに」



1時間後、きちんとした格好で私の部屋へ来た妹



私「あれ、どっか行くの?」

妹「うん、ちょっと遊びに」

私「まあ気を付けてな・・・」

妹「うん」

私「・・・・・・」

妹「・・・・・・」

私「ちょっと待て、体調悪いんじゃなかったのか?

妹「治っちゃった」

私「なっ・・・」

妹「・・・・・・」

私「・・・・・・」

妹「気のせいだったみたい。ほら、私インフルエンザも一日で治ったしさ」

私「いや、そんな理由じゃ納得できないぞ・・・」

妹「・・・・・・」

私「・・・・・・」

妹「じゃあ行ってくる

私「気を付けて






本当に何でもなかったようです。でも朝は少し体調悪そうに見えたんですけどね・・・

もしかすると、奴には状況によって体温や顔色を変えたりする能力が備わっているのかもしれません・・・・・・