前回のブログにも書きましたが、9月9日から10日にかけての2日間、表面上は『福岡旅行』真実は『スケッチブック聖地巡り』に行ってきました。同行した友人はアニメ等の興味は尽きませんが、スケッチブックに関しては全くの素人、某ベネット的に言うならまるでカカシです。

・・・まあ、それは特にいいとしまして。



あまりそういった聖地巡りたるものをした事がなく、おそらく何の準備もなしに行くと、サークルチェックせずにコミケに突撃するような惨事になると考えたため、先駆者様のサイトや動画を参考に資料を作成しました。アニメからキャプチャーを行い、場所毎に振り分け、地図も全体図、詳細と分けて配置。パッと見は以下のようにまとめました。

しかしながら、量がかなり多く、パワポにまとめると30ページを越えてしまい、そこそこの企画書並の量に。工数も0.8人日ほどかかってしまい、私の人件費を○○円と仮定しますと見積上の予算は(ry

・・・ともかく、まとめた資料を眺めているとおのずと経路が浮かんできました。

まず、初見ということを考えると1日で回りきるのは難しそうということ。また、四王寺山・大宰府高校・宝満川周辺は車がないと膨大な時間がかかりそうだということ。従って、以下のようなローテが理想的と想定。

具体的に何が理想的かと言いますと、これだと1日目はお酒を飲みながら回れます。平日に野郎2人が缶ビールを持ちながらデジカメを振り回す様子は通報されかねない惨状ではありますが、あまり我慢できる自信がなかったのでこうならざるを得ませんでした


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さて1日目。始発の飛行機をチョイスしたため、8時半過ぎに福岡空港に到着。計画の通り、志免周辺に移動。

特に何かのシーンというわけじゃないんですが、とりあえず駅から目的地までえらく距離が離れている事を実感。まあ歩くのは全然かまわないんですが、コンビニも見当たらずお酒が買えないのが何よりも辛く・・・

結局、ようやく見つけたコンビニが目的地でした。

とりあえず一杯。



以下、志免周辺の比較写真になります。

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【志免(鉄道公園)】

ビールを買ったコンビニの隣がこの公園。正式名称は「志免鉄道記念公園」というらしいです。

春日野先生を待つ2人。友人がショルダーバックという点まで一致していたので映ってもらいましたが、もう少し前の方でしたね。

公園前から炭鉱を見る感じで。同じ角度で撮ると隠れちゃいました。少し左にずれると見えますが、ちょっと変わってしまいます。



紅月カレンとディートハルト・・・ではなく朝霞とクマの出会った場所。まんまです。

賞味期限切れのシャケを与えようとしている梶原さんの場面。目に線の入った怪しい人は私です。この時は酒が入っていましたので通報されたらかなりまずいです。

ベンチは2つもありませんが、ここでしょう。

無理やりではありますが、炭鉱・家・木の位置を考えるとここしかありません。

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【志免(交差点)】

最終回の交差点です。アニメでは車がほとんど通りませんが、実際はものすごく通ってます。

ビリビリじゃなくてビルビルに聞こえるところです。後ろに商工会があります。

鳥飼さんが安売りの力説をする場面。信号の位置が微妙に違います。

主役登場の場面。屋根の形まで同じです。

走っていくトコ。左の建物に合わせますと、右側がどうしてもズレます。

まんまですが、アニメは建物が短いです。

アニメ版そらがトラウマ・・・じゃなくて人見知りを少し克服する場面。おそらく、屋根をあの角度にするにはピーター・パーカーのように地面に貼りつく必要があります。

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【志免(バス停)】

アニメでは鉄道公園の前にある設定ですが、実際は少し離れた場所にあります。

バス停のベンチ。ちなみにリアルも前に西友はありませんでした。

背景の木がなかったりするのは先駆者様の情報でありました。どうせなら栗ちゃんがナナフシと戯れる木があると面白かったのですけど。

涼風コンビver。多分同じ場所なはずですが、何かバス停付近に追加武装されてます。

春日野先生到着のシーン。まあしかし、背景を見ましてもあくまでバス停部分だけ再現した感じです。

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【志免(周辺)】

炭鉱を町から見るカット。車だとやりにくいですが、歩きだったのでちょっと探してみました。

犬男に追われて帰る途中の根岸君。炭鉱の角度、右側2件の屋根の形を考えると、ここじゃないかと。

そらが風邪をひく11話に出てくる場面。微妙ですが、炭鉱がこの角度で周りに家がある場所はこの辺しかないのです。

※ここより前にいくと建物がありません

何話かメモし忘れましたが、志免炭鉱が見える場面。電柱とかその辺のバランスを考えるとこの辺かと。

ここで2杯目を消化

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アニメ本編では炭鉱近くのシーンはありませんが、せっかくなので見てきました。

正式名称は『志免鉱業所竪坑櫓』。築70年近く経っているそうで、廃墟ファンでなくともこの存在感はロウきゅーぶのひなたとは特に関係なく「おー」といった感じになります。

この時点で13時。予定では「そうだ博多にいこう」と思ってましたが、少し早く終わったため近場の「雑飼隈」に移動。


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【雑飼隈】

主人公が住んでいるという事もあって結構何度も出てくる町です。有名どころのほか、商店街についてもいくつかキャプチャーしましたが、結局特定はできませんでした。

この「24時間・酒」で酒を買おうかと思っていたのですが、花屋に変わっていました。

仕方がないので近くにあったセブンイレブンで購入

グルメシティを踏み切り手前から見上げた場面。背後が工事中でしたので、だいぶズレております。あと、グルメシティってどうも聞き覚えがあると思ったら、いつも酒を買っている自宅裏の24時間スーパーもグルメシティでした。

写真はやや引き気味ですが踏切の場面。見えにくいですが、クリーニング屋もちゃんとありました。

スケッチ大会にいかなかった鳥飼さん&麻生さんのシーン。クリーニング屋とかまんまです。とりあえず右の喫茶店サンドリア」にて昼御飯を食べました。

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時間にかなり余裕ができたため、2日目予定だった「西鉄二日市」を前倒しにして回ることにしました。


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西鉄二日市駅

合宿話の時に出てきた駅。ほとんどまんまですが、微妙に町並みが変わっておりました。

やや無理やり感がありますが。

窓とかなかったりしますがまんまです。

ホントはもう少し前なんですが、車に跳ねられる事請け合いです。

これももう少し前なんですが、道路に立つのは危険です。

大体一致。旅行会社がなくなっており、時代の流れを感じられます。

ここでも旅行会社の看板がなくなっております。知らないおじさんは特に関係ありません。

店以外はまんまです。丁度春日野先生の位置にいる知らないおばさんは特に関係ありません。

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ここも比較的短時間で終わりました。本編の流れであればここからさくっと学校にいけるはずですが、地図を見るとそんなことはないので予定通りの西鉄福岡(天神)に向かいました。


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西鉄福岡(天神)

1年生4人組が12話にて訪ねた町。この前に訪ねた場所に比べて、かなり人が多めでした。池袋とかそんな感じの雰囲気です。

この辺はそう簡単には変わりそうもないです。

ライオンです。私は銀座ライオンの方が好きです。

右側のポールが少し違いますが、ほぼ同じです。

ここがどうも特定できず・・・電灯はまんまなんですけどね

この角度はビルを登るかフォースを使ってジャンプする必要がありますので割愛です。

銀行前のオブジェ。比較的分かりやすい特徴があるのでスタンプラリーでもしているかのようでした。

公園系はどうも一致する場面がありませんでした。かろうじてコレがそれっぽいかなあという程度です。

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この後、博多の旅館に移動し2件ほど飲み屋を回った後、翌日はレンタカーの運転もあるため、旅館でもう1杯だけ飲んで就寝。

それにしても九州は焼酎がリーズナブルです。ビール490円の店で焼酎は300円、しかも量がかなり多め、九州に行く際はビール控えめで焼酎多めが正解と言えます。






ちょっと長くなってしまいましたので、2日目は明日以降にします。枚数が多いだけに、画像を加工するのに地味に時間がかかります・・・